『地には平和を』を読んでみた

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ボクの好きな思想家や社会学者など知識人の多くがSFが好きで、そこから多くの学びを得ているようだと思ったのでSF小説を読んでみることに。

そして初めて読んだのが前回ブログに書いたフィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』でした。

『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』



読みたいものが多すぎて次は何を読もうかなーと思っていたら、思想家の東浩紀さんがSF作家・小松左京について語るニコ生の放送があったので見てみました。

そして偶然にも直前に宮崎哲也さんと東浩紀さんが小松左京について語っている番組をYouTubeで見ていたってのもあり、これは小松左京の作品を読むしかないなと。

ということで、こちらの『小松左京短編集 東浩紀セレクション』を買いました。

 

そして最初に読んだのが東さんが「絶対に読むべき」と言っていた『地には平和を』。

内容をザックリ言うと1945年8月15日に戦争が終わらず本土決戦へと突入した日本を描いている感じですね。

小松左京自身が戦争世代であるので、当時の日本人が持つ「一億総玉砕」精神の描写がすごくリアルに感じられる。

円盤型の戦車地雷を投げつけるのだ。いや ─ ─ ちっちゃなやせこけた中学生たちは、地雷を抱いて、キャタピラーの下へとびこめと命令されていた。

こことかエグイ。

 

簡単に言うと、未来人のヤバイやつが過去に戻って歴史を変えようとしてたって話なんですよね。

終盤でドラえもんで言うタイムパトロール隊的な人たちとそのヤバイやつが歴史を変えることについて言い合いするシーンがあるんですけど、そこに哲学や思想的な深さが感じられました。

「タイムパトロール隊」とか「ヤバイやつ」とか言ったらすっげー陳腐に感じるな(笑)

 

そのヤバイやつも悪いことをしようっていうんじゃなくて、自分の思想に基づく行為、つまり彼なりの正義をやろうとしてたわけです。

なんかこのシーン読んでて、『リーンの翼』ってアニメのサコミズを思い出しました。

サコミズは神風特攻隊の一員だったんだけど、特攻するときに異世界に飛ばされ、再び時空を超えて現代の日本に戻ってきたら堕落した日本人に失望して東京を破壊しだすんですよ。

サコミズの悲しみも分かるんですよねー。

サコミズ…

好きだぜ(笑)

男として、戦士としてカッコイイし、サコミズのオーラバトラー『オウカオー』もカッコイイ…

 

話しがそれた(笑)

よく考えたらボクSF小説は読んでこなかったものの、SFアニメは大好きだったというね。

 

話しを『地には平和を』に戻して…

「われわれの時代の道徳は~」ってセリフをよんで思ったんですけど、日本って道徳教育に力入れてる方じゃないかなーと思うんですよね。

確か小学生のころ道徳の授業があった。

だけど、このセリフから取れるように道徳って時代によって変わるんですよね。

国とかによっても違う。

そこら辺を理解してる人ってあんまりいない気がするんですよねー。

道徳的な良し悪しがそう思われる理由を考えることって重要な気がする。

 

まぁ道徳って難しいもんなんで、気になったからWikipediaで調べてみたんですよ。

そしたらそのWikipediaのページが面白い面白い!(笑)
ここに載ってる参考文献を読んでみたい。

道徳、宗教、哲学、倫理

このあたりの奥深さと面白さは異常ですね。

ボク物欲がほぼない上に「なぜ人間を殺してはいけないのか」とかボーーーっと考えてるだけで楽しいから貧乏ニートでも全然楽しいんだろうなーと思う(笑)

 

著者の思想が深いSFはかなり面白そう。

これからガンガン読んでいこー。

 


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