『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』

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フィリップ・K・ディックのSF小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を読んだ。

 
 

確かこの本(Kindle版)を買ったのは数年前。その時読んでいた坂口恭平さんの著書の中で「この本を読め!」みたいなことが書いてあったから買ったんだと思う。

小説を読む習慣がなくて買ったまま読んでなかったけど(笑)

最近SF小説に興味が出てきたので、この本のことを思い出して読んでみました。

 

なんとこの小説、もう50年近く前の作品なんですね。

物語の舞台は最終世界大戦後の荒廃した世界なんですが、車は空を飛び、映話というテレビ電話みたいなものが出てくる。もちろんタイトルにあるアンドロイドも。

作中では1990年には人類の多くが火星に移住したり、アンドロイドが無料貸与されるほどの発展を遂げていることになっている。

2017年現在、火星に移住するのも高性能のアンドロイドもまだまだ先な気がします(笑)

 

このアンドロイドは見た目では人間と差がなく、能力は人間よりも高いことになっているんですが、ただ一つ、人間にはあってアンドロイドに無いモノがあるんです。

それが感情移入。

核戦争の影響で殆どの生物が死んでしまった世界で、地球に残っている人にとって動物を飼うことが大きなステータスとなっています。飼わなければ不道徳で同情心がないとみなされるらしく、アンドロイドではないという証明みたいなもんになるんじゃないかなーと思います。

電気羊ってのは、いわば羊型ロボットですね。動物は希少でかなり高価なので、仕方なく本物そっくりのロボットを買う人がいるわけです。

 

アンドロイドは人間の奴隷として作られているんですが、一部反乱を起こすものがいて、それを始末するのがバウンティハンターである主人公。

とは言っても、よくある特殊能力を持っていたりする強い主人公ではなく、普通の人間。むしろ精神的に追い詰められる弱さが目立つ。

見た目は人間で、感情移入ができないとはいえ、感情はあるアンドロイド。主人公は次第にアンドロイドと人間の違いが分からなくなっていきます。

この作品の中で語られているのは「人間とは何か」ってことかなと思いますね。

深い。

 

読み終わった後に知ったんですけど、この本を原作とした『ブレードランナー』って映画があって、かなり有名らしいですね。



よく見たら表紙にモロ書いてあった(笑)

今度見てみよう。

てか、1982年に公開された『ブレードランナー』の続編『ブレードランナー2049』が今年の11月ごろ公開されるという情報が。

まさかのタイミング(笑)



 

SF小説面白い。

ただの読み物ではなくて、著者の哲学や思想が表されてるところがいい。

SF小説ってみんなこういうものなのだろうか?

有名どころ(というか良いとされる作品)だけ?

とりあえず次は何を読もう。

SF小説にハマりそう。

 

 


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