『朝まで生テレビ!』 日本の格差について

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『朝まで生テレビ!』を見ました。

生ではなく録画で(笑)

しっかり全部見たのは多分初めてだけど、こういう討論の番組は面白いですね。

ピケティの『21世紀の資本 』をテーマに格差や貧困などについて討論されてました。



『21世紀の資本』読んでないんで色々勉強になりました。

『21世紀の資本』って日本で発売後3ヶ月足らずで14万部売れたらしいですけど、なんでそんなに売れたんだろう?

経済書がそんなに売れるなんて異例らしいし。

最近は「日本国内の格差が広がっている」ってよく聞きますし、みんな「格差社会」ってのを意識していたからですかね?

実際格差は開いていってると感じますしね。

 

非正規社員の増加による貧困問題とかもテーマになってました。

自ら非正規を望む人は除いて、非正規雇用が増える理由の一つに「正社員はクビが切りにくいから」ってのが企業側の意見としてあるらしい。

日本の求人って新卒採用が主になってると思いますけど、実際そうなると働いたことない人間を雇うことになるわけだから、雇う側が慎重になるのは当たり前。

でもちょっとした面接なんかで完璧に個人の能力が見抜けるわけじゃない。

使えると思って採用しても実際は全然使えない奴だったとかザラにあると思うんですよね。

だけど正社員として雇っていたら「使えないから」とサッとクビを切れるわけじゃない。

そういうリスクを背負いたくないから非正規での雇用が増える。

ボクはこれ仕方ないなーと思いますね。

朝生で知ったんですけど、「正規社員も金銭で解雇できるようにする」っていう案が自民党から出てるらしいですね。

これいい案じゃないですか?
ボクは賛成なんですけど。

これにビクビクするようなら解雇されないように頑張ればいいだけ。

使えない奴がクビ切られるのは当たり前であって、簡単にクビを切られないからって安心してる正社員は会社に甘えてるだけにしか思えない。

解雇される確率が上がろうが、それこそ自己責任の割合が強くなるだけだから、「使える奴は切られない、使えない奴は切られる」っていう至極真っ当な事であるように感じます。

新卒で入社しても3年とかで辞めてしまう人間が増えていることも、非正規雇用者が増えている原因だという話がありました。

この時、森永卓郎さんが「面白くて給料のいい仕事が独占されている」って言い出したんです。

森永さんは「10億円以上稼いでいる人は病気だから逮捕して更正させた方がいい」というぶっ飛んだこと言ってたし、たぶん独占している人っていうのはこういう富裕層のことを指してるのかなと思いました。

完全に理解不能(笑)

「面白くて給料のいい仕事が独占されている」なんて余りにもバカバカしく感じました。

面白くて給料のいい仕事をしている人って殆どが『好きな仕事を選んで始めた人』だと思うんですよ。

給料どうこうではなく。

好きな仕事をバリバリやってたからそれだけ稼げるようになったはず。

多分世の中の大半の人は「好き嫌い」よりも「賃金や保険」で仕事を選ぶ人が多い。

高校の就活の時期、「これがやりたい!」っていうやつよりも、給料や地域を意識して求人票を見てる奴の方が圧倒的に多く感じてました。

賃金で選んだ職に「面白さ」を感じられなくても当たり前。

好きで選んだ職で稼げるようになることはあっても、賃金で選んだ職を好きになることはなかなか無いと思う。

金銭の収支なんかよりも感情の方が複雑なんだから当たり前。

「大企業だから」とか「安定してるから」とかの理由で選んだり、色々あるだろうけど、一番仕事に幸福を感じられるのは「好きだから」っていう選び方じゃないかと思います。

もちろん好きなら満足いくほど稼げるってわけじゃないけど。

だけど、面白いと思える仕事でいいカネ稼いでる人は、そこに行くまでに努力や苦労があったりする。

いくら貧乏でも「これがやりたい!」って人は好きなことやってるんだからモチベーションが続いて頑張れる。

その結果お金も稼げるようになったんだと思うんですよ。

だから「独占してる」なんて意味がわからない。

その人たちはお金ではなく自分の感情を大切にして頑張ったってだけだと思います。

つまり、「面白くて給料のいい仕事」に就きたいのであれば誰でもチャンスはあるはず。

面白さと給料を両方同時に欲しがってるから見つからなくて不満を抱いてるだけ、羨ましがってるだけ、妬んでるだけだと思います。

 

普通に働いてるだけで給料が上がらないことに不満を抱いてるのもおかしい。

勤続歴が長くなれば給料が上がるなんてことが異常。

長くいるだけで見合った能力がついてない人間だっている。

会社は利益出さないとお金は入ってこないんだから、長く勤めてるだけで給料が増やせるはずがない。

そんなもん高度経済成長で景気が良かったからできたことでしょう。

現代でそれをやるのは厳しい。


寿町って所を例にして、「昔稼いでいた人が高齢になって貧しくなっている」って話もありました。

経済ジャーナリストの萩原博子さんがこの高齢失業者を擁護する発言をしていたらホリエモンが突っかかった。

「昔稼いでいたのに、投資などをせずに散財してきたのが悪い。自己責任だ。」と。

厳しい意見だけどボクは納得しました。

これこそピケティの言う『 r >g 』、労働よりも投資が生み出すお金の方が大きいわけで、それをしなかった、勉強もせず散財したことによる自己責任以外の何ものでもないと思います。

「働いてる人の知恵が足りないだけ」だというホリエモン。

すると、社会学者の水無田気流さんは「それはエリートだから言えること」と言い、萩原さんは「堀江さんは特別なんだと思う」と言い出した。

確かにホリエモンは頭がいいけど、それこそ思考停止にならないように常に頭を使っているからこそ。

誰でも頭を使うことはできる。

頭を使わない人が努力して頭を使っている人を「特別なんだ」の一言で終わらせるのは余りにも馬鹿げていると感じます。

それが思考停止なんだと思います。

資金的に投資ができなかったのと、できたのにやらなかったのは別物。

昔は稼いでいたのであれば投資なり何なり先を見越して動けば良かった。

「素人が投資しても…」って言い出す人がいるけど、なぜ「投資の勉強をする」という考えが抜け落ちているのか疑問に思います。

株とかの投資じゃなくても、自分自身の能力を高めるための投資だってあるはず。

「昔は稼いでいた人が貧しくなってしまった」

これこそ『安定は無いんだ』と言っているようなもの。

自らがお金を生み出す能力を身に付ける事の重要性がわかる。

そのためには散財してる場合ではない。

 

「稼ぐ為には努力も嫌なこともしなければいけない」と言ったホリエモン。

世間的にはホリエモンがこういうことを言うイメージはなかったんじゃないかと思います。

だけど、実はホリエモンは誰よりも努力をする人。

ホリエモンの本読んでたらそう思えます。

「ホリエモンのような人はエリートであって、皆が同じようにできない」って言いたくなる気持ちもわかる。

だけど、それを言えるのはホリエモンほどの努力をした人ではないかと思う。

言い訳をして自己肯定をする前に、まず努力をしよう。

そう思いました。

 

朝生面白い。

 

 


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